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野球プレミア12が盛り上がらない理由。観客席はガラガラ。

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12日に行われたプレミア12の米国戦(東京ドーム)。侍ジャパンが若手中心の米国に惜敗しました。

野球大国のアメリカとの対戦ですが、zozoマリンスタジアムのスタンドに空席が目立ち、観客が2万7827人にとどまっています。

野球の観客動員の発表は基本的に盛るので、この数字よりも2~3割は差し引いてみた方が良いでしょう。

2万人前後となるとプロ野球の平日の観客動員数と変わらず、世界一を決める大会としては盛り上がりにかけています。

本気なのは韓国だけ。

11日の豪州戦の観客は1万7819人でアメリカとの試合でも観客席は埋まりませんでした。

アメリカはメジャーリーガーを出していないので、2軍、3軍の選手で構成されています。これは、プエルトリコやメキシコも似たようなもので1戦級のメジャーリーガーは出場していません。

日本もメジャーリーグからの参加はなく、プロ野球選手でも辞退する選手が出ています。

韓国は、野球のみならず他のどの競技でも、兵役義務のある選手が五輪でメダルを獲得すると兵役の免除恩恵が得られます。

2008年の北京以来、3大会ぶりの復活となる五輪での野球競技。

韓国がその出場権を得るためには、プレミア12で同じアジア・オセアニア地区の台湾、オーストラリアよりも上位の成績を残さなければならないというモチベーションがありますが、他の国にとっては正式競技とされていないオリンピックも含めてどうでもよい大会です。

この野球大会は国際交流の意味合いが強くて、興行に過ぎないですが、野球世界一を決める大会と煽りすぎたことも野球ファンが冷める要因でしょう。

野球ファンがもっともこの大会の重要性の低さ、各国のモチベーションの低さを分かっているので、野球ファンほど興味が無く、周りの野球好きの話を聞く限り、むしろオフシーズンの契約更改の方が話題性があります。

意義が分からない大会とテストマッチに辟易

サッカーの場合は代表の試合日は国際Aマッチデーとして世界中でサッカーのリーグ戦はFIFAが主導して中止しています。

そのためサッカーの代表戦は基本的には海外組を含めてベストメンバーを招集できます。

また、親善試合でもFIFAランキングに影響してワールドカップを戦ううえで重要な要素となるため、選手のモチベーションも高いです。

野球の場合はこうした仕組みがないうえにラグビーやサッカーにおけるワールドカップのような世界一を決める大会が現状はないので、WBCという大会を作り2009年大会は盛り上がりました。

プレミア12という日本が主催する形で大会を盛り上げようとはしていますが、メジャーリーグの協力が無い現状では、選手も観客も盛り上がらないのは仕方がないですね。

大会の正式名称は「第2回WBSCプレミア12」というようです。

「第2回 WBSC プレミア12」は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する野球のフル代表による国際大会だ。プロも含めたフル代表の国際大会には、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)があり、こちらもWBSC公認の大会で主催はMLB機構とMLB選手会なので、WBCが本気で世界一を決める大会と位置付けられているようです。

WBCの前身であるIBAF(国際野球連盟)は、これまで野球のワールドカップやインターコンチネンタルカップという国際大会を開催してきたが、MLBの援助を受けてWBSCに改組した際に、これらの国際大会は廃止され、2008年にオリンピックスポーツとしての資格がはく奪されたので補助金も受けられなくなりました。

これによってWBSCの資金面の問題が生じたため、WBCの中間年にWBSC主催で「プレミア12」が開催されることとなりました。

こちらも4年に1度開催される。2015年に第1回が行われ、今年が第2回。

また、WBCは2021年大会が最後となるようです。

このことから見えてくるのは、野球はオリンピック資格が無くなり、国際組織は資金難でメジャーリーグの傘下になったことによりワールドチャンピオンを決めるのはWBC、プレミア12ではなくメジャーリーグで、世界一の称号が欲しかったらメジャーリーグを目指してくださいという形になったということですね。

ただ、形としてプレミア12という世界大会は一応残しますということですね。

日本のプロ野球としては日本でプレーする選手が世界一に挑戦できなくなるというのは厳しいですね。

実際に、代表を辞退する選手が続出していて、今回のプレミア12では、ダルビッシュ(カブス)や田中(ヤンキース)、大谷ら現役のメジャーリーガーはもちろん、菅野(巨人)、千賀(ソフトバンク)、柳田(同)、筒香(DeNA)ら国内のトップ選手もメンバーから外れています。(一応怪我という事にはなっていますが)

1次リーグが行われた台湾では、日本の報道陣が多数詰めかけ台湾のメディアは「まるでオリンピックの決勝のようだ」と報じて日本メディアの過熱ぶりが話題になりましたが、逆に言えば日本でしか盛り上がっていない。

正確に言えば日本のテレビ局の中でしか盛り上がっていません。

視聴率は10%割れはなく、悪くはないという状況ですが、テレビ的な手法に野球ファンが飽きてきているのかなという印象です。

ネットの声

日本のメディアはコンテンツ不足にあえいでいるからスポーツは貴重なコンテンツ資源なんだと思う。
テレビなどの旧来型のメディア人は自分が喰っていくのに必死なんだと思う。
今時バラエティーなんて日本全体で学芸会をやってるような感じだし、予定調和的でくだらない。融通性の高いネット視聴に地位を奪われるのも当然。
......と冷めた見方をしています。

日本と他の国とでは、代表選考での本気度、メディアの報道姿勢には、相当な温度差がある。まあ、これは紛れもない事実だからしょうがないよ。
ただ、どういう経緯であれ、どの国であっても、代表でプレーすることになった選手は頑張ってプレーしているのだから、素直に応援すれば良いだけの話だ。
大会の価値を論じることは、選手のプレーとは別個に考えるべき。

野球人気の危機だからでしょうね。
他の競技からしたら危機どころか今も盛況に映るかもしれないが、瞬間的な爆発力はだいぶ弱まっているように思える。
WBCをW杯へと格上げできないのも一つの要因かと。
サッカー・ラグビー・そして昨日のボクシング。日本を代表した選手たちが世界最高峰の戦いで死闘を演じる。これが今の時代のロマンなのかもしれない。

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