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ソフトバンクの憂鬱…ウィーワークの経営不振とLINE買収

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インターネット検索サービス「ヤフー」を展開するZホールディングス(HD)と無料通信アプリ大手のLINEが経営統合することが発表されています。

ZHDの親会社ソフトバンクとLINEの筆頭株主、韓国ネイバーが折半出資して新会社を設立。

新会社をソフトバンクの連結子会社にする方針です。

ネイバーも新会社に50%出資する大株主になります。

1億人規模のITサービス企業の誕生

LINEの利用者は約8000万人、ヤフーの利用者数は5000万人。

統合でSNSや検索、ニュースメディア、ネット通販、金融などを手がける1億人規模のITサービス企業が誕生します。

両社が力を入れているのがスマホ決済。

キャッシュレス決済は82兆円と見込まれる巨大市場です。

LINEの「LINEペイ」の登録者数は3690万人、ソフトバンクの「Pay Pay(ペイペイ)」は1900万人。

合計5590万人はNTTドコモの「d払い」(1000万人) の5倍を超え、この分野で圧倒的な優位に立てるのは間違いありません。

PayPayを軸にグループ再編

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、携帯電話事業から投資事業に経営の軸足を移しています。

ソフトバンクグループ傘下の10兆円ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」を通じて、海外の人工知能(AI)企業の有力株に集中投資したのです。


国内でもグループのビジネスモデルの再編を打ち出し、この1年で劇的に変化しました。

まず国内通信子会社ソフトバンクが2018年12月19日、東証1部に上場しています。

これを皮切りに事業再編へ大きく舵を切ったのです。

ヤフーは19年、10月1日付けで持ち株会社制に移行。

社名をZHDに変更しました。

ウィーワークに2兆円注ぎ込む

「今回の決算、ボロボロだ。真っ赤っかの大赤字。まさに大嵐という状況だ」

孫氏は11月6日、SBGの19年9月期中間決算で155億円の営業赤字(前年同期は1兆4207億円の黒字)に転落したことを謝罪しました。

中間決算としては15年ぶりの営業赤字となったのです。

投資先の米シェアオフィス大手、ウィーワークの運営会社ウィーカンパニーが経営不振に陥り、ファンド事業で約5700億円の損失を計上しました。

ウィーカンパニーにはソフトバンクグループ全体で、すでに約1兆円を投じています。

ウィーの乱脈経営が問題視され、上場計画が頓挫。

上場させて持ち株を売却して利益を得る算段がおおいに狂いました。

引くに引けなくなり、ソフトバンクグループは追加で約1兆円を直接投じる羽目に陥ったのです。

累計2兆円を投じるウィーの再建が難航すれば損失はさらに膨らみます。

市場では「倒産説」が流れるなど、ウィーの前途は厳しいのです。

「『ソフトバンクはもう倒産するのではないか』という報道があった。市場がそのように見ているのなら、ある意味では正しいと思う」

孫氏は、ウィーの投資に失敗し、信用不安が拡大していることを認めています。

海外投資でつまずき逆風が吹くなかで表面化したのが、ZHDとLINEの経営統合。


インターネット上で大規模なサービスを提供する巨大IT企業化を狙います。

「孫さんの辞書には『拡大』の2文字しか載っていない。現在のSBGの経営はまるで自転車操業の状態にみえる」(業界筋)。

市場筋では、

「ウィーワークス」への巨額出資で大きな損失を被った孫氏だが、風向きが「追い風」に変わるかもしれない

と報じていますが、果たしてそうなるのでしょうか。

ZHDとLINEの連結売上高は単純合計で楽天を抜き、ネットサービス企業としては国内最大になります。

しかし、LINE買収に伴う投資負担が、新たにSBGとSBにのしかかる。SBGの有利子負債は18兆88億円。

LINEは1851億円(同)です。

ネットの反応

「ラインとの統合は、孫さんとして今までやってきたことから見て何の違和感もなく、一大PJを良くやりましたと言いたいところ。その凄さが分からない人には何を言っても無駄。ラインとヤフーが単独で成り行きで行けばいずれ立ちいかなくなるのが目に見えてるから、統合してはじめて戦う土俵に立てたって感じ」

「投資をするのは大いに結構だ。孫さんの先見性はこれまで当たって来たのだから。ただ、この所、その先見性に狂いが生じてきているように思えるのが気掛かりだ。」

「孫さんが事業家なのか投資家なのかが、評価が分かれる点ではないか。
海外から見ると、アリババ・スプリント・ARM・ウーバー・ウィーワーク等など、投資先事業に関連性が強くないので投資家目線での戦略評価になる。日本国内では、出版事業・インターネットサービス・携帯ビジネス・電子商取引等など、時代に合わせて事業を拡大していったので、事業家目線での評価になる。」

5年連続の借金王がソフトバンクグループなんだそうです。孫会長の神通力も低下しているという声も…。

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