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マスク欲しいけど…過去にもこんな品切れ騒動が

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新型コロナウイルスの感染拡大で、店頭からマスクやトイレットペーパーが消えるなどの混乱が生じています。

品切れによる騒動といえば、オイルショックの時のトイレットペーパーが有名ですね。

記録的な冷夏による米不足

品不足による騒動で、真っ先に思い浮かべるのは、小学生の教科書にも出てくる享保の大飢饉による米騒動や、太平洋戦争中や戦後の混乱期の食料品や日用品不足。

そして、1973年(昭和48)のトイレットペーパー騒動ではないでしょうか。

米にまつわる騒動は、自然災害などにより何度も発生しています。

そして、明治以降では1918年(大正7)が最大とされているのです。

また、近年では、記録的な冷夏が日本列島を襲った1993年(平成5)の不作による米不足が記憶に新しいところ。

国民がパニックとなったトイレットペーパー騒動

米不足は、天候不順による不作が原因ですから、スケールの違いはあれ、その後も度々発生しています。

それでも備蓄米などによって、その後は大きな騒動にはなっていません。

国民がパニック状態に陥った品不足といえば、やはり1973年のオイルショックをきっかに巻き起こったトイレットペーパーの買い占め騒動でしょう。

第四次中東戦争を背景に、中東の原油産油国が、原油価格70%引き上げを決定。

そのため、政府が、国民に「紙の節約」を呼びかけたことから、「紙がなくなる」という噂があっという間に国民の間に広がったのです。

トイレットペーパーを買いあさる姿が、連日ニュースで報じられたことも、騒動に拍車をかけたことは否めません。

そのとき、トイレットペーパーだけにとどまらず、洗剤や砂糖などの日用品にも波及し、まさに大騒動となったのです。


トイレットペーパーは、その後も幾度も買い占めのターゲットとなります。

2011年(平成23)の東日本大震災発生後、そして今回の新型コロナウイルス感染拡大でも、買い占め騒ぎが発生しています。

震災・台風被害がもたらした品不足

東日本大震災の時には、東京の店からペットボトルの水が消えました。

地震や台風の被害発生する度に、電池やブルーシート、ガムテープ、カセットコンロ、カップ麺などの非常食などが品薄状態となります。

万が一に備え、買いだめをすることが、品薄状態となる原因ですが、生活防衛という観点からは推奨されるべき手段とも言えます。

問題は、一時期に集中してしまうところです。

また、2005年から2008年の3年間で、世界全体の食糧価格が2倍近くまで跳ね上がったとされています。

デマによる扇動

買い占め買いだめ行動をとってしまうのは、品不足になるという不安が大きいのは間違いありません。

さらに無責任なデマから騒動に発展するケースも少なくないのです。

今回のトイレットペーパーも、オイルショックの時も、まさにデマ情報がきっかけでした。

緊急事態には、デマや流言飛語が飛び交うものですが、通信手段が格段に発達した現代において、デマの伝わるスピードも範囲の広さも、昔とは比べ物になりません。

企業にしても個人にしてもこうしたデマに惑わされることなく、常日頃から万が一に備えておくことが大切なようです。

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